虹の橋を渡る日まで その4
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記憶は定かではありませんが、6月に入った頃だったでしょうか。
オシッコだけでなく、ウンチもトイレに間に合わなくなってしまったのは。
それはある日の事
眠ってたアップルが突然起き上がり、急いでトイレのほうに向かい始めました。
でも、歩きながら点々とウンチが・・。
トイレにたどり着いた頃にはすでに出し切った後でした。
そんな事がたびたび続くようになりました。
その度にアップルは
「お父さん、お母さんゴメンなさい」
って申し訳なさそうな顔をしていました。
もちろん僕たちは怒ることもなく
「アップルもおじいちゃんになったね~」
って笑いながらウンチを拾っていました。
もしかしたら、アップルが年老いてお別れの時期が迫っている事を、無意識に忘れようとしていたのかもしれません。
オシッコだけでなく、ウンチもトイレに間に合わなくなってしまったのは。
それはある日の事
眠ってたアップルが突然起き上がり、急いでトイレのほうに向かい始めました。
でも、歩きながら点々とウンチが・・。
トイレにたどり着いた頃にはすでに出し切った後でした。
そんな事がたびたび続くようになりました。
その度にアップルは
「お父さん、お母さんゴメンなさい」
って申し訳なさそうな顔をしていました。
もちろん僕たちは怒ることもなく
「アップルもおじいちゃんになったね~」
って笑いながらウンチを拾っていました。
もしかしたら、アップルが年老いてお別れの時期が迫っている事を、無意識に忘れようとしていたのかもしれません。
